モンタナ州立大学附属ロッキー博物館の協力を得て、モンタナ州産の恐竜化石のクリーニング作業をおこなっています。恐竜の化石がどのようにして私たちの目の前に表れてくるのか？実際にクリーニング作業の進み具合を見ていただけるように、２階の標本作製室で作業を見学することができます。常設展示室には、迫力ある骨格や美しい化石が展示してあります。しかし、化石はその状態で見つかったわけではありません。展示されるまでに発掘やクリーニング作業において、多くの時間と労力が払われてきたのです。ロッキー博物館との連携によって、海外の博物館の恐竜研究の一部を実際にここで見ることができると同時に、恐竜化石の状態が毎日少しずつ変化していく様子は、化石の調査研究に対する理解を深める良い機会となるでしょう。

常設展示室の入り口展示してある化石は、最初に当館でクリーニングが行われたモンタナ州産の恐竜化石のレプリカ標本で、当館の新館オープンの記念にロッキー博物館から寄贈されたものです。

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